2020年6月21日日曜日

Ryzen Mobile 4xxx を使用したPC商品を待つかどうか

AMD  Ryzen™ のモバイルPC向けAPU。この第3世代が発表され、一部のPC商品が登場し始めた。ちょうど今PCを1台追加しようというところで、PC販売各社の商品と待つかどうか迷っている。

対象のAPUは4300U。第2世代とPassmarkで比較すると次の通り。

Ryzen 3 3300U (4 Cores 4 Threads) Passmark: 5725 / Single Thread Rating: 1812
Ryzen 5 3500U (4 Cores 8 Threads) Passmark: 7174 / Single Thread Rating: 1998
Ryzen 3 4300U (4 Cores 4 Threads) Passmark: 8041 / Single Thread Rating: 2430

APUのベンチマークスコアでは、今わざわざ第2世代に手を出す理由が全くない。第3世代は電力効率も一段の改善がなされているようなので尚のことだ。

しかし、現状日本においてRyzen第3世代モバイルは、Lenovoのごく一部のPC商品が発売されているのみ。今後いつどこから商品が出てくることかは窺い知れない。

他方、日本以外の市場向けには既にいくつか出回っている様子。発表が1月、正式リリースが5月だけに日本でも近日発売されることも期待したい。そこで商品の仕様を眺めると!? 重量面がやや気になる。

HP 14-dk0020na Full-HD Laptop Ryzen™ 3
https://store.hp.com/UKStore/Merch/Product.aspx?id=7ZF76EA&opt=ABU&sel=NTB

HP ProBook x360 435 G7
https://store.hp.com/SwitzerlandStore/Merch/Product.aspx?id=175Q0EA&opt=UUZ&sel=DEF&lang=en-CH

HP ENVY x360 Laptop - 13-ay0055au
https://support.hp.com/nz-en/document/c06638518

上記3商品の場合、重量は順に Starting at 1.47 kg、1.45 kg、1.32 kg 。どれも既存の国内向け商品より重い。この中で待つならENVY 13だが、さて、これが都合よく日本市場に投入されるかどうか。

ところで、上記をHPの商品に絞っている理由は、日本市場向けに日本語仕様のキーボードを採用するのがHPだけだからだ。富士通なら日本仕様にもするだろうが、富士通は昨今、AMDを積極的に採用している様子がない。Lenovoのビジネス向けはともかく、コンシューマ向けはコストダウンキーボード。DELLはビジネス/一般向けどちらもコストダウンキーボードだ。

というわけで現状はHPを主に考えているのだが、HPはRyzen Mobileの第1世代はもとより、第2世代もリリースは遅かった。特に第2世代のビジネス向けはあまりにも遅く、ほかならぬ私が痺れを切らしIntel CPU商品を買ってしまったほどだ。

ならば、第3世代のメリットを見過ごしてでも第2世代で見切ってしまう、という考えもあるのだが。昨今のテレワーク特需があり今は全く買い時ではない。というのは前にも書いていて、あらためて仕様や市況を見るに、調達は先送りする理由が増えたということだ。



2020年6月7日日曜日

PC購入にはあまりにも時機が悪すぎる

テレワーク特需はごく短期の一過性かと思いきや、品薄がまだまだ続いている。

これはどうにも状況が酷い。追加調達は数ヵ月は先送りと考えるほかなさそうだ。つくづく、昨年末に2台調達しておいてよかった。うち1台は買って後悔したぐらいだったか、今、この状況においては買い替えなど検討の余地はない。