2016年1月30日土曜日

約10インチのタブレット(キーボード付き)な Aspire Switch 10 について検索メモ


手元のテストPCが32ビットCPUなので、CentOS 7 (64ビットしか提供されていない) を試用できない。そこで別の機材を探す中で目に留まったものがこちら。


Acer Aspire Switch 10 シリーズ
モデル名 : Switch 10 E SW3-013-N12P/K  部品番号 : NT.MX3SJ.003
http://www.acer.com/ac/ja/JP/content/model/NT.MX3SJ.003


店頭取り扱いの一例では 35,400円。ポイント分を考慮すれば 30,800円相当。発売当初の雑誌メディアの紹介はこちらなど。約10インチの商品でありながら、キーピッチが約18mmとされている点はたいへん良い。現在、17mm半ばのキーピッチで四苦八苦している私には助かる。

一方でこの商品、タブレットであるので私の用途には難点がいくつか。まずメモリが2GB、ストレージがeMMCで64GB、そしてCPUが Intel Atom Z3735F。これらは商品としての難点ではない。タブレットならば何らおかしな仕様ではないからだ。単に私の都合が昨今の市場の商品と合っていないだけのこと。


さて、タブレットであるのでメモリとストレージはしようがないとして、CPUは他の選択肢がある。

モデル名 : Switch 10 E SW3-016-F12D/KF 部品番号 : NT.G91SJ.001
http://www.acer.com/ac/ja/JP/content/model/NT.G91SJ.001

こちらは、店頭取り扱いの一例では 59,100円。ポイント分を考慮すれば 53,200円相当。

CPUは  Atom x5-Z8300。Passmark の値は、Single Thread Rating で Z3735Fが333x5-Z8300が367。マルチスレッドであれば若干差は見られるものの、Intel Atom の中での差異。

となると、商品選択的には圧倒的に Z3735F搭載のモデルが妥当。念のためインテルのARKメニューを見ると、

Intel® Atom™ Processor Z3735F (2M Cache, up to 1.83 GHz)
http://ark.intel.com/ja/products/80274/Intel-Atom-Processor-Z3735F-2M-Cache-up-to-1_83-GHz

64ビット/VT-xはOK。

また、タブレットなのでどうでもいいことではあるが、このCPUはメモリが2GBまでという位置付けであるようで。このCPUを積むノートPCが世に出るとは思えないが。


さて、Aspire Switch 10 はさておいて他に何か・・・と探してみると。

Aspire ES
モデル名 : Aspire ES1-131-F14D/K 部品番号 : NX.MYKSJ.003
http://www.acer.com/ac/ja/JP/content/model/NX.MYKSJ.003

であれば、メモリ8GBまで対応している。試用とはいえサーバ用途なので、やはり8GBぐらいは積めないと寂しいところ。そして、この商品の価格の一例は 43,740円、ポイントを相殺すれば 39,400円相当と手ごろ。そしてシンプルなデザインもデスク周りに良さそうなのだが・・・致命的であるのは CPU が、あの N3050 であること。ベンチマーク値で Atom と同程度か、状況によっては Atom にさえも及ばない Celeron N3050 。ただただ落胆するばかり。


さて、となると。あまりポジティブな選択はできそうにない。あるいは機材の設置場所にさえ困らなければ、こういった商品でなくいっそ15インチほどの低価格ノートPCが手っ取り早いのだが。

もっとも、15インチ大型ノートPCが欲しいかと問われれば、やはりポジティブには答え難いものがある。昨今は、低価格でもフルHDの商品が出てきたので、以前よりはだいぶマシだが。15インチの重量クラムシェルに手を出ならば、フルHDの11インチタブレットのほうがよい。

EPSON TN30E
http://shop.epson.jp/pc/note/tn30e/

Aspire Switch 10 は 1280*800でしかないが、これはフルHDである。CPUはやや古めといっても2014年だが Celeron N2940 。N3050 よりは速い。ベンチマーク値比で、シングルスレッドなら120%程度、マルチスレッドではさらに上だ。TN30E の競合他社商品であればさらに Core を積んだものもある。

が、 TN30Eやこれに類する商品にまで話を広げると、最早テストPCでなくてカレントPCの更改だ。カレントはちょっと癖のある機材なので更改もアリはアリだが、あまりにもったいない。


まとめると。10インチな新品は、Aspireのメモリ2GB止まりがポイント相殺・税込みで30,800円。11インチで8GBまでなら43,800円だがCPUがN3050というトラップ。割り切るにはどちらの商品もあまりに中途半端。

タブレットなら、HP法人向けのAtomタブレットPCは4GB/64GBがバカ高い送料*消費税率で56,160円(これでもキャンペーン価格)。AtomでないCPUはEPSONのTN30E。

本体サイズに囚われないなら選択肢は一気に広がるが、ここに書くのは面倒なのでHPだけ引用すると、法人向け13.3インチをメモリ4GBにして53,800円。個人向け15インチ1920HDなA4-5000がメモリ4GBで51,800円。A4-5000のベンチマーク値は高いとは言えないが、インテルN3050よりははるかに上。コスト見合いなら、デカくて邪魔でも15インチフルHDが効率高いか。

あるいは秋葉原に立ち寄るなら、ミニノートの中古は1万円未満、i3やi5なノートでも中古は15,000円未満でないとバカバカしい。



---- 追記 ----

検討にあげたうちの数台を、電器店で見てきた。Acerの2台は、キーボードに難がある。ストロークのかなり底でないと反応しない。テスト機とはいえこれは看過し難い。候補でない他の商品でも、キー配置がスタンダードでなかったり、Enterキーが変形していたり、様々な支障があることがわかった。

また、店頭で物を見るまですっかり忘れていたが、GigabitEthernetも必須であるので、タブレットという選択肢は除外しなければならない。

検討だけでちょっとした負荷だ。




2016年1月29日金曜日

CentOSのUSBインストールメディアをつくる

Windows におけるぶーたぶるなUSBの作成手順の一例はこちら。

Windows 7/8/8.1のインストールUSBメモリを作る(diskpart編)
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1305/20/news087.html


Windowsにおけるブート関連のトラブルに際して必要な知識についてはこちら様など。

PCと解 さんから

 MBRの修復
 https://pctrouble.net/boot/repair_mbr.html

 PBRの修復
 https://pctrouble.net/boot/repair_pbr.html


そして、CentOSなブート&インストールメディア(USBメモリ)については・・・最初は手動で作成してその過程で勉強・・・と思ったが、最終的に rufus に頼った。こうなった経過はあまり書きたくない。

また、CentOSの話であるのにこちらに書いている理由は、今回が、既存のサーバ設定の全削除~インストールのやり直し&試行錯誤目的だから。インストールタイプもデスクトップにしてしまって、サーバ関連の設定は後回し。

で、デスクトップでのインストールだが、これが、Firefox や Libreoffice や フリーのSIPフォンサービスまで組み込まれる至れり尽くせり。Webメールでありさえすればこれでもう、大概の用途に事足りてしまう。プリンタほか周辺機器の問題や、ファイルの互換性の問題はあるが。

とはいえ、かつてFreeBSDで四苦八苦していたことが何だったのか、いや、当時相応だっただけのことだが。あるいは、PC-BSDの数年前と比較すると・・・やはり当時相応だったか。昨今はずっと良くなっているかもしれない。


ただ、ひとつ難点はあった。私の認識や操作が拙いのか、GUIでのネットワーク設定はできなかった。ターミナルから、こちら様のこのコンテンツを参照させていただき設定した。

Server-World.infoさんから CentOS 6 初期設定 ネットワークの設定
http://www.server-world.info/query?os=CentOS_6&p=initial_conf&f=3





2016年1月27日水曜日

Windows VISTA 当時のノートPCは Windows 10に使えるか


・妻のPCが Windows VISTA である。
・Windows VISTA は来春にサポート切れとなる。
・必然的に更改しなければならない。

このような背景から PC本体をまるごと更改 を考えたが、ユーザである妻は否定的な見解を示した。

「問題はOSだけでしょ!?」

全くその通り。ハードはもちろん、アプリケーションソフトウェアを変更する必然性さえ全く無い。OSを Windows 10にアップグレードすれば済むこと。

マイクロソフトストア Windows 10 Home
http://www.microsoftstore.com/store/msjp/ja_JP/pdp/Windows-10-Home/productID.323759500

ざっと19,000円。OSだけならば買い替えの7分の1以下のコストで済む。何より、買い替えと比べ、データ移行や、アプリケーションソフトウェアの再設定に要する労力が小さい。

というわけで Windows 10 と PC について、ちぇっきんぐすぺしふぃけいしょんず。


Windows10 システム要件
https://www.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-10-specifications

 8ではこのように。
 http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows-8/system-requirements

要求がそう高いわけではないが、機器はVISTA世代のノートPCであるので、メモリが引っかかる。当該PCのデフォルトは512MBであったものを2GBに増設しているので、32ビットで導入する場合は事足りるが、64ビットでは下限値になる。

また、32/64ビットいずれかの選択は、アプリケーションソフトウェアの対応、必要とするメモリ総量(あるいは将来の増設余地)について考慮の必要がある。そしてこの前段として、CPUの対応可否も確認しなければならない。今回のPCの場合、元来の仕様では


Intel® Celeron® M Processor 430 (1M Cache, 1.73 GHz, 533 MHz FSB)
http://ark.intel.com/ja/products/27150/Intel-Celeron-M-Processor-430-1M-Cache-1_73-GHz-533-MHz-FSB

このCPUを積んでいたため、64ビットはそもそも導入できない。Celeron M 430 は Windows VISTA 当時のエントリーモデルにはよく見られたように思う。このケースに限らず、64ビットWindows 10 を導入できない場合も多々ありそうだ。

また、32ビット Windows 10についてはメモリさえ相応に積めば使えるのではないだろうか。

同CPUについて性能評価の一例:Passmarkのスコア 
http://www.cpubenchmark.net/cpu.php?cpu=Intel+Celeron+M+430+%40+1.73GHz

同程度のCPUで、Windows 8.1ならば大過なく使用できる。

 
尚、このPCは現在、次のCPUに換装してある。

Intel® Core™2 Duo Processor T7200 (4M Cache, 2.00 GHz, 667 MHz FSB)
http://ark.intel.com/ja/products/27255/Intel-Core2-Duo-Processor-T7200-4M-Cache-2_00-GHz-667-MHz-FSB

Passmarkのスコア
http://www.cpubenchmark.net/cpu.php?cpu=Intel+Core2+Duo+T7200+%40+2.00GHz

Windows 10 現在のデスクトップPC商品にあっては、このCPUの3分の2程度ベンチマークスコアでも "Windows 10 対応" なうたい文句があふれている。Core2 Duo T7200であれば性能面では全く問題無いだろう。


さて、となると問題はメモリ。DDR2-533当時のノートPCに対応する2GBや4GBのメモリモジュールがあるかどうか、あったところで今現在も入手可能であるのか。
 
ま、まずは適合品検索。

バッファロー
http://buffalo.jp/search/pc/

アイオーデータ
http://www.iodata.jp/pio/pc.htm


もともと2GBが上限のPCであるので、適合品のリストに掲載されているのは1GB(の2枚挿し利用)まで。たいへん当たり前のことだが。

となると、動作しないリスクを承知で、適合を超えた容量を試すしかない。PCメーカーやメモリ販売元は適合扱いとはしないが、チップセットの仕様に限っては DDR2-667 で 4GB まで動作する可能性はある。

Mobile Intel® 945GM Express Chipset
(Intel® 82945GM Graphics and Memory Controller)
http://ark.intel.com/ja/products/27857/Intel-82945GM-Graphics-and-Memory-Controller


バッファロー
・MV-D2/N667-2G
・D2/N800-2G
・D2/N667-2G

アイオーデータ
・SDX667-2G


で、店頭で売られているのか?価格は?

MV-D2/N667-2G 取り扱い終了
D2/N800-2G \7,160-
D2/N667-2G \7,560-
SDX667-2G \6,910-

2枚4GBで\15,000-ほど。確実に動作するならともかくだが、微妙なコストだ。

あるいはどうせ適合外ならば、CFD販売の D2N800PS-2G\3,780- 。これならコストは約半分だが、このおっずは私達にとってよりいっそうあげいんすと。



さて、どうしたものか。ユーザの意見を求めなければ。



2016年1月25日月曜日

家電量販店でのカーナビ価格一例

たったひとつの商品について、今現在の取り扱い例というだけのことだが。

カロッツェリアのAVIC-RZ55についてヨドバシカメラ取り扱いと価格

ポイントを他商品で使用する前提であればそこそこいい価格。こういった商品の購入にあって自動車用品店などばかげているが、意外にも電器店でいい買い物ができたりする。

そう、一部のたいへん思い込みの激しい人たちが、安くて便利だと信じ込んでいるアマゾンは決して安くない。確かにごく一部は安いが、スーパーが特売をエサにしていることと大差ない。まして、TVCMに莫大な費用を使っているYahooや楽天はボッタクリも全く珍しくない。サービスレベルを考慮すればたいへん酷いと言ってもいい。

ただ、これはあくまでネット通販と比べてのこと。ヨドバシが競合電器店と比べてどうかはく定かでない。それに、そもそも大型電器専門店より日用雑貨量販店や中小規模電器店が安いこともままある。ネット中毒&ネット盲目信者には、到底見えない話だが。



また、今回はたまたま見つけてしまっただけ。こうしてメモがてら書いてはいるが、あいにく従来も今後もしばらくはカーナビ道楽どころではない。そもそも、古いタイヤを交換しなければならないし、何をどう整備以前に、義父には車を手放したらどうか(*)と言われているぐらいだ。


* 義父宅のクルマの使用頻度が低いので、我が家と兼用しようという合理的思考。義父はコスト面だけを以て合理的と決めつけているようだが、義父は私の用途をよく把握せずに言っている。また、私のクルマの用途が

 公共交通が機能しなくなった "日本の都市部以外"

を行き来することである実感は、義父には乏しい。119番をコールすればほんの10分や十数分で救急車が到着し、たらい回しになるだけマシなぐらい病院が複数存在する大都市周辺がスタンダードではないのだ。
 
あるいはもし、遠方に腫瘍持ちの親がおらず昼夜問わず駆けつける可能性もないなら、話は全く変わる。むしろ、日本の中でもとりわけ駐車料金が高い東京都市圏にあって、コストのかさむ車を所持し続ける妥当性は低い。




2016年1月24日日曜日

カーオーディオのユーザビリティが低すぎる

親の車のオーディオ交換修理話の続き。

故障の代替品として送られてきたのは カロッツェリアのDEH-380 だった。現行ラインナップにも載っている商品、位置づけとしては機能が限定的なモデルだがこれで十分。

そして、肝要な基本操作手順については、カロッツェリアの他商品や、また他社の競合商品とざっくり同様。

これがやはり、ユーザビリティが非常に低い。

・目的の音源を使うために "SRC" ボタンを複数回押さなければならない
・何を選んでいるかを把握するためには "モニタを見なければならない"
・モニタに表示される情報が百均の時計ぐらいショボイ
・目的の音源を選んだ後の操作に用いるボタンが見づらい小さい押しにくい


こうなるともう、カーオーディオ各社の、商品に対する姿勢がどうにもショボイと言ったほうがいいかもしれない。何より酷いことは、ずっと以前からユーザビリティが低いまま進歩していないこと。開発者や商品企画担当が如何に高慢かつ怠慢であるか、顧客や市場をナメきっているかというもの。

事前に取説を読んで酷いものだと思ってはいたが、実際に目の当たりにするとつくづく低品質。 この手の商品に限った話ではないが、ニッポンが落ちぶれる理由の一端がまざまざと。




2016年1月21日木曜日

SSD移行トラブル一例

事前にある程度の準備をしたつもりだったが、思惑通りにはいかなかった。

そう、思惑通りにいかなかっただけで、トラブルではないかもしれない。いや、むしろ単に私の準備や認識が足りなかった可能性が非常に高い。



とりあえず以下は、経過のメモ書き。


<準備>

・バックアップ・リストアについて
 マイクロソフトやIT系Webサイトのコンテンツ等を拝読
・個人でノウハウを公開なさっている方々のblog等を拝読

・Windowsのシステム起動ツールの作成
 *ここではWindows8.1の回復ドライブをUSBメモリ(16GB)へ

・カレントドライブとリカバリ領域のボリューム合計を
 SSDのサイズを十分下回るよう「カレントドライブを」縮小
 *本人は十分下回るよう考えたつもりだがあるいはここに認識違いや誤りが?

・縮小の後にWindows 標準のシステムイメージバックアップ


-----補足-----

 ここでは、SSD移行の話でしばしば出てくる
 フリーのクローン作成ソフトウェアは使っていない。
 あんなもの企業内では決して使えないし、
 そもそも全く必要でないから。

---ここまで---


<問題と対処>

・「システムディスクの回復に使用できるディスクが見つかりません」

--> 回復ドライブ中のリストアツールは動作、しかしリストア先のターゲットが見つからないという事象。diskpart において SSD そのものは認識していていて、パーティションを新たに作成、アクティブ化した後も事象は変わらず。意味が無いだろうと思いつつフォーマットをしてみたが同様。bootrecコマンドも当ててみたもののやはり変わらず。

原因は何か? 他の方々では、準備段階のボリューム縮小に際しての認識あるいは計算違いで、SSD容量を上回ってしまった・・・という事例もあった。同じ原因である可能性は十分過ぎるほど。ただ、やり直し=SSDをHDDに戻しての再作業となると、ここに至ってはたいへん煩わしく。


で、結局、Windows 回復ドライブの機能のひとつを利用し、PCを初期化してしまった。このメーカーのこのPCにおいては、システムイメージのリストアでなく、PCの初期化であってもメーカーリカバリ領域まで含め復旧してくれた。これは少々意外だった。

そもそも、メーカーリカバリ領域も移行したいがだめにわざわざシステムイメージバックアップをしようとしたので、全く意図しない方法で目的を果たせた格好だ。


とはいえ、初期化にはたいへん時間がかかる。2年ほど前のエントリーモバイルなCPU+2GBメモリではざっと3時間。今回は環境を洗い直す目的もあったので初期化そのものはむしろいい機会だったが、とはいえ、あの Windows Update 地獄は厄介。

今回はSSD移行に先立って HDDにおいても Windows 8.1 を初期化したのだが、この時の Windows Update では116項目に2日を要した。これがPC上の実稼働時間だけでも、ダウンロード前の準備に数時間、ダウンロードで数十分、適用に数時間、一度リブートが必要になってさらに数時間。


これが一段落したら直ちに、システムイメージを取り直そう。




2016年1月18日月曜日

やや円高の傾向につられてSSDがほしくなる

メモリがオンボード2GBでWin8.1を使用していると、HDDスワップに伴う動作緩慢・中断が苛立たしい時がしばしばある。

苛立たしさの原因として、摂取すべき食事に偏りがある可能性もあるし、何より人間の器の問題ということもある。ただ、動作緩慢・中断な現象そのものは物理的に対策できる一面もあるので、あらためて対策を具体的に考えてみる。

今までなぜ対策しなかったか?

まず、SSDは動作速度以外に特にメリットがない。耐久性の検証はある程度なされているとはいえ、3年保証程度のもの。そしてこのPCは、物理的にHDDを交換するのがおそろしく面倒なモバイルノート。スクリュー8本外してキーボードを外してパームレストを外してまた裏返してパネルを外して済まされるそんな程度ならば!? もっと以前に手をつけている。



さておき、まずはSSDについて。

SSD/NANDフラッシュといえばSandisk、もしくは TOSHIBA あるいは Intel

Sandiskのラインナップ
http://www.sandisk.co.jp/products/ssd/

SSDとしては読み書きが遅めながら SSD Plus というモデル、この240GB版が 10,200円ほどで店頭にある。 円高の影響かあるいはたまたま商品更改のタイミングかどうかわからないが、以前より少し店頭価格が下がったようだ。

尚、この商品は、9.5mm厚対応のためのスペーサが同梱されていた。パッケージに書かれていなかったので、私は別途ムダな買い物をしてしまった。この商品に限らず、購入時には店員さんに確認するほうが良いようだ。

また、この SSD Plus というモデルについて。私はスペックオタクではないので敢えてこの商品を選んでいるが、より高速の Ultra Ⅱを選んでもいいところ。



次に、HDDケースについて。

USAP対応の CSS25U3SV6G が1,880円ほど。商品画像ではそう見えないが、実物はプラスチックで強度がなさそうな印象。こういったケースに強度が必要かどうかはともかくとして。




それから、作業手順について。参考にさせていただいたのは次のWebサイトさん。

asakatanaの日記
http://d.hatena.ne.jp/asakatana/20140824


Windows 7 / 8 / 8.1 / 10 のイメージバックアップ機能
http://www.gigafree.net/faq/backup/

家庭部PC科
http://fanblogs.jp/honeycome/archive/48/0


さて、手順もさることながら。最大の問題は、現状の諸データのバックアップ、そしてこれらの移行手順に要する手間と時間だ。個人環境はモバイル用途が主体であって、サービス/アプリケーション/データどれも内部に抱えている。このため、作業時間=利用不能時間となる。そんな時間をいつ作ろうかと。


2016年1月15日金曜日

クルマのオーディオ交換準備


親のクルマのCD修理話、の続き。

販売元からオーディオ本体は発送してもらうものの、スペーサーと変換コネクタは当方持ち。車両を店舗に持ち込めないのは此方の都合なので致し方ないが、D.I.Yでの交換は手間も時間もかかる。


・・・あるいは!? いっそ新品交換しようかと頭をよぎる。オートバックスは以前に眉をひそめさせられたのでイエローハットをのぞいてみると、カロッツェリア(パイオニアのカーAVブランド)が目に留まった。


カロッツェリア DEH-4100
http://pioneer.jp/carrozzeria/car_av/av_mainunit/deh-6200_deh-5200_deh-4200/


ラインナップとしてはベーシックなモノらしいが、機能的にはこれで十分。ただ、アニメっぽいデザインがどうにもDQN臭い、実際にも使い難そうだ。

もっとも、カーオーディオに興じるような連中は、マンガや自動車メディアにホイホイ喰いつくようなたいへん幼稚な趣向なので、当然と言えば当然のこと。


さておき、価格は某電器量販店の取り扱いで税込み8,580円。これは Bluetooth 非対応であるので他の商品もあたってみると。

アルパインのCDE-145J 価格: 某電器量販店取り扱い
 日本語表示対応だがBluetoothは無し
 *アルパインは、車種毎の情報が整理されていてすばらしい。

 ・JVCケンウッドのU300BT 価格:某多摩方面電器店取り扱い
 低価格だがUSB/Bluetooth

このあたりが候補か。程度の差こそあれどれもアニメ・オモチャっぽい。他方、メーカー純正のディーラー販売商品のユーザビリティは高そうだ。いや、親にとってはメーカー純正でもどうかわからないが。ただ、メーカー純正品は本体もさることながらトータルコストが割高だ。


また、店頭商品のいくつかについて取説を確認したが、やはりユーザビリティはかなり低い。そもそも、目的の音楽ソースを選ぶだけでも数ステップを要する。アニメデザインのためにボタンを減らし、小さく、配置を不自然に、さらに見辛くユーザビリティを下げる、DQNぶりがたいへんに痛い。



どうにも酷いモノづくりだが、既にカーオーディオという仕組みそのものが陳腐化しているので、こんな商品しか無いのも致し方ないのかもしれない。




2016年1月12日火曜日

Windows VISTAのサポート期限が2017年春までだった

インターネットエクスプローラのサポート期限がニュースになっているので検索したところ。IE9とWindows VISTA本体も来年の春まで、2017年4月初旬までだった。

アットマークアイティ
一目で分かる、各Windows OSでのInternet Explorerのサポート終了時期
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1503/11/news134.html



何とも、これでVistaなPCを更改しなくてはならなくなった。面倒で、コストがかさんで、どうにも不毛だ。機器としても直接利用する機能としても全く問題ないのだが。


ともあれ、昨今の商品での更改候補/コストはこんなところであるようだ。

Endeavor NA512E
http://shop.epson.jp/pc/note/na512e/
1366×768、1.2kg、i5-6200U、メモリ8GB、HDD250GB、Office2013パーソナル込み、送料込み、消費税込みで 159,300円
 
VAIO Pro13 mk2
https://vaio.com/products/pro_mk2/
1920×1080、1.03kg、i5-5200U、メモリ8GB(オンボード増設不可)、SSD128GB、Office2013パーソナル込み、送料込み、消費税込みで 161,784 円
3年ワイド保証は8,000円+消費税。TPMチップは5,000円+消費税。

LaVie Hybrid ZERO
https://www.necdirect.jp/shop/note/lavie/hz/153q09.html
2560×1440、0.93kg、i5-5200U、メモリ4GB(オンボード増設不可)、SSD128GB、Officeプレミアム+365、送料込み、消費税込みで 176,904円


HP Spectre 13-4129TU x360
http://h50146.www5.hp.com/directplus/personal/promotions/notebooks/spectre13_4100/
1920×1080、1.45kg、i5-6200U、メモリ8GB(オンボード増設不可)、SSD256GB、Office無し、送料込み、消費税込みで 143,424 円+Office2016パーソナル29,252円=182,676円


PCといえば国外メーカーの方が安い印象があったが、13.3インチのモバイルノートにおいては全く事情が違うようだ。


あるいは、VISTAが動作する環境であれば、Windows10をインストールしてもそこそこ動くかもしれない。いや、むしろVISTAよりも Win10の方が操作性が向上するかもしれないか。





2016年1月10日日曜日

飢餓スイッチはたった1日や2日ではONにならない

ダイエットの話題にあって "飢餓スイッチ" なる表現が使われることがあるが。

ダイエットビジネスやダイエット商品アフェリエイトblogやSNSにおいては、アダルトビデオ並みの詐欺がはびこっているようで。


「痩せるためには運動と食事制限の両方が必要だけれど、あまりお腹がすくと飢餓スイッチがONになって、少量の食事でも脂肪を蓄えようとする。」

ぐらいのイミフな解説がはびこっているらしく。これを、"なんとなーく"耳に入れて"なんとなーく"そうかなーぐらいな思考停止視聴者・読者がまんまと呑み込むと。どうにも酷い話だが、たとえ暴力的に伝えるにしてもせめて、ためしてガッテンぐらいの解説は最低限、下限ギリギリだ。


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低カロリーにした時に糖質が不足すると、脳はエネルギー不足を感じます。そんな状態が何か月も続くと、脳は「飢餓状態だ」と判断し、「飢餓に備えろスイッチ」をオンにします。
http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20090121.html

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たった1日や2日「おなかすいた」ぐらいでは飢餓スイッチにはほど遠いということで。


ここで念のため。

ためしてガッテンは、民放の健康バラエティよりは ほんの少し マシかもしれないというだけで、十分過ぎるほど悪質で暴力的な番組であるので。イチイチ鵜呑みになさらぬように。



もとよりダイエットは、食うモン並べて、カロリー計算して、多かったら減らす、バランスや食事時間/機会を調整する。並行で適度に運動する、それだけのことだというのに。


 ジブンではろくに考えもせず
 ジブンの些細な労力は惜しんで
 よくわからない情報に飛びついて

 で、ジブンドリョクしたツモリだもん。アタシ悪くないもん。


いやほんと、とっととライザップさんのお世話になれってこと。こういった傲慢で幼稚でジコチューな連中は、"ジブンの生活悪習慣を反省するために" バカ高い料金を払うのも全く当然。




2016年1月9日土曜日

ADSLの新規申し込みに難

実家に住まう親と遠方で暮らす私と家族の間を、TV会議ツールでつなぐことができないものかと思った。そこで何より必要であるのがインターネット回線なのだが。

当然のことながら、樋口可南子や上戸彩のような醜悪な芸能人が喧伝するソフトバンクの光など全く不要。 まず、ADSL回線を使えるかどうかの条件を調べてみた。

・線路長 2110m
・伝送損失(長さに伴う標準的な推測値) 28dB

まったく悪くない。最寄りNTT局と実家の間には架線や工場もないので、好条件での接続が期待できるかもしれない。


一方で昨年の7月末、NTTから、ADSLの今後の新規申し込み終了についての発表があったようだ。

NTT東日本「フレッツ・ADSL」の新規申込受付終了について
http://www.ntt-east.co.jp/release/detail/20150731_02.html

ADSLは技術的に、環境要因に対してたいへん不安定で長期的に品質を維持しきれない方式であるので、他の技術に置き換えられることは全く致し方ない。ただ、既設の電話回線を利用できる点や、他のサービスと比して低価格に抑えることもできる点では、社会的な利点もある。

NTT東日本においては「光アクセスが提供できる地域においてADSLアクセスの申し込みを終了する」という姿勢であるので、間接的な通信費の底上げである。

インターネット利用が無線(携帯電話電波)に偏りつつある昨今、光アクセス設備の稼働率を高め且つインターネットアクセスビジネスの収益性を高めるにはたいへん合理的な方針だ。通信事業者に収益を求めるなとは言い難い。が、一利用者にしてみれば不利益だ。

一方で、ADSL料金はかつてほど低くない。とりわけNTTのフレッツサービスにおいては、電話共用型で3,240円(モデムレンタル込み)、マイラインをNTTにしてセット割引でも100円ほど安くなるだけ。インターネットサービスプロパイダ(以下ISP)料金は別途である。NTTの光を使用したISPの標準的な月額が6,200円、定期契約の割引適用で5,200円程度であることを考えると、ADSLの価格設定はたいへん微妙なところに設定されている。


何にせよ、メールやインターネット閲覧、最高画質ではない動画をたまに閲覧する程度でADSLが必要な人は、6月30日までに申し込む必要がある。

また、当面、光アクセスの提供エリアでない一部地域については、6月30日以降も申し込み可能ではあるようだ。


NTT東日本 ADSL料金
https://flets.com/adsl/fee.html




2016年1月8日金曜日

AzPainter2 がたいへん素晴らしい

動作が軽い!すばらしい。

画像編集の用途はごくシンプルであるので機能の細部については何とも言えないが、私の用途ではただただ素晴らしい。


Azelさんの AzSky
http://hp.vector.co.jp/authors/VA033749/index.html



Peugeot 308 が事前の印象とだいぶ異なる

画像ではいい印象だったので実物を見たが、思っていたのとかなり違った。Peugeot 308 は幅が広い、広いと言うよりむしろ "かさばる"ぐらいの印象。そこで実際のサイズがどんなものか仕様をあらためてみたところ。

P308 Hシャトル Rキャプチャ    
前後長 4260 4400 4125 4285
1805 1695 1780 1695
高さ 1470 1545 1585 1495
前後車軸間 2620 2530 2605 2680
最低地上高 120 130 185 150
車両重量 1270 1130 1270 1170
JC08モード 16.1 21.8 未公表 -
タイヤ  205/55R16  185/60R15
 F:205/55R17
R:205/60R16
 185/70R14



プジョー308は、前後長や高さに対して幅が広め。これが印象を大きく変える一因か。とはいえ、1805mmという値であればさほどではない。これがヤクザ御用達メーカー各社になるとは、実サイズが広いだけでなくてさらにフロントタイヤ周りで巨大肩パット+リアがO脚デザインだ。

また、こうして仕様値をあらためないとわからなかったことのひとつが、最低地上高。市街地は問題ないと思うが、高原道路沿いの敷地に出入りするような場合に、120mmでは少々不安がある。いくらかこすった程度で何だという話だが。


JC08モード燃費は、まぁ、そもそも日本メーカーがフォルクスワーゲン並みの燃費偽装を行っているかどうか!? ということもあるので。あまり比較にならない。とはいえ、この数値では少々古い、まるで10年前という印象だ。また、そもそも燃費を公開さえしていないルノー&ニッサンキャプチャーは論外だ。


それからタイヤ。この扁平率で16インチなど害でしかないが。それでもドイツ、フランス発祥のメーカーの日本向けの中では相対的にマシ。たしか、マツダのアクセラがこれぐらいではなかったか。ということはアクセラぐらい見掛け倒しだということだが。


なお、比較には一部日本発祥のメーカーの車種も並べてみたが、決して日本メーカー製に執着する気はない。それに、テレ東じゃあるまいしメイドインジャパン信仰を煽る気も一切無い。日本で登記した企業ではありつつ中身は日本でない企業の粗悪商品もまたメイドインジャパンだ。

それに、日本の自動車メーカーにおける部品の海外調達率は相当なものだし、一部の商品は最終組み立ても東南アジア。

ただ、欧州の虚勢むなしい商品に比べれば、日本メーカーの一部の商品の仕様の一面においては、まだいくらか良心的だ。