Pioneer VREC-DZ700DLCを取り付けた。
選定理由
・前後カメラ
・駐車監視機能が標準である~追加コストが必要ないこと
・カメラ角度の調整が容易であること
取り付けで気付いた点。
取扱説明書 https://jpn.pioneer/ja/support/manual/manual_pdf.php?m_id=16599
・本体の上部に電源コネクタ、リアカメラ接続コネクタがあるので、フロントガラス上端ぴったりに取り付けるには工夫が必要。今回は、ケーブルを無理なく取り廻せる位置で取り付けた。
・フロントカメラはセンターバイザー裏の右側に設置。右ハンドル車なのでドライバー側になるが、本体が小さくガラスに接するタイプなので問題なし。
・microSDカードを最初に挿入する際「Class10のカードを...」といった、メモリカードが適切でないようにも読めるメッセージが出る。結果的には問題なく使えるが、まぎらわしい。他にもどこか一箇所、日本語が明らかにおかしなところがあったがあれは何の表示だったか。
・小型乗用車にとっては、であるが。電源ケーブル・リアカメラのケーブルいずれもたくさん余る。
・私の作業ミスにより車両側の電源コネクタで接触不良になった。この時、本体からけっこうなノイズが出た。うかつにも壊してしまったかと思ったが大丈夫だった。
使い始めて気付いた点。
・本体設定はわかりやすい。Wi-FiのSSIDとセキュリティーキーのみアプリから要設定。
・本体の処理速度は速くない。操作内容によっては数秒以上かかる。
・振動検知のデフォルト設定について、私の車両/環境ではやや繊細だった。結果的に2段階、鈍い方向に設定を変更した。
・映像の色合いはやや薄めに見える。
・これはおそらく私のPCの再生環境以前の問題で、明るい部分がやや白飛び気味になるようだ。ドライブレコーダーにスマホカメラの改ざん画質やビデオカメラの精緻さを求める場合は一考の余地があるかもしれない。
・音声は、本体の大きさなりの程度ではあるがふつうに聞こえる。
・スマホアプリは、何とリアルタイムでドラレコ画面になる。Wi-Fi接続できることさえ珍しいのに、あの本体の小ささでリアルタイム動画配信とは思っていなかった。必要性はともかく、スマホをリアカメラの常時モニタにもできる。アプリ的に画面の縦横ローテーションには対応していないようだ。
・本体のWi-Fi ON/OFFを、メニューを呼び出すことなくボタン一つの長押しで変更可能。
・本体マイクのON/OFFも同様。よくできている。
総じてすばらしい。実母の車にも取り付ける話があるのだが、前後カメラならば現状ではこれ一択ではないだろうか。