2020年8月29日土曜日

ドライブレコーダー VREC-DZ700DLC

Pioneer VREC-DZ700DLCを取り付けた。

選定理由

・前後カメラ

・駐車監視機能が標準である~追加コストが必要ないこと

・カメラ角度の調整が容易であること

 

取り付けで気付いた点。

取扱説明書 https://jpn.pioneer/ja/support/manual/manual_pdf.php?m_id=16599

・本体の上部に電源コネクタ、リアカメラ接続コネクタがあるので、フロントガラス上端ぴったりに取り付けるには工夫が必要。今回は、ケーブルを無理なく取り廻せる位置で取り付けた。

・フロントカメラはセンターバイザー裏の右側に設置。右ハンドル車なのでドライバー側になるが、本体が小さくガラスに接するタイプなので問題なし。

・microSDカードを最初に挿入する際「Class10のカードを...」といった、メモリカードが適切でないようにも読めるメッセージが出る。結果的には問題なく使えるが、まぎらわしい。他にもどこか一箇所、日本語が明らかにおかしなところがあったがあれは何の表示だったか。

・小型乗用車にとっては、であるが。電源ケーブル・リアカメラのケーブルいずれもたくさん余る。

・私の作業ミスにより車両側の電源コネクタで接触不良になった。この時、本体からけっこうなノイズが出た。うかつにも壊してしまったかと思ったが大丈夫だった。

 

使い始めて気付いた点。

・本体設定はわかりやすい。Wi-FiのSSIDとセキュリティーキーのみアプリから要設定。

・本体の処理速度は速くない。操作内容によっては数秒以上かかる。

・振動検知のデフォルト設定について、私の車両/環境ではやや繊細だった。結果的に2段階、鈍い方向に設定を変更した。

・映像の色合いはやや薄めに見える。

・これはおそらく私のPCの再生環境以前の問題で、明るい部分がやや白飛び気味になるようだ。ドライブレコーダーにスマホカメラの改ざん画質やビデオカメラの精緻さを求める場合は一考の余地があるかもしれない。

・音声は、本体の大きさなりの程度ではあるがふつうに聞こえる。

・スマホアプリは、何とリアルタイムでドラレコ画面になる。Wi-Fi接続できることさえ珍しいのに、あの本体の小ささでリアルタイム動画配信とは思っていなかった。必要性はともかく、スマホをリアカメラの常時モニタにもできる。アプリ的に画面の縦横ローテーションには対応していないようだ。

・本体のWi-Fi ON/OFFを、メニューを呼び出すことなくボタン一つの長押しで変更可能。

・本体マイクのON/OFFも同様。よくできている。

・アプリのファイル一覧はサムネイル付きでわかりやすい。ダウンロードもけっこう速い。とはいえフルHDの動画ファイルは巨大なので、ダウンロードはSDの読み書き速度/Wi-Fi速度なりの時間がかかる。

 

総じてすばらしい。実母の車にも取り付ける話があるのだが、前後カメラならば現状ではこれ一択ではないだろうか。


2020年8月23日日曜日

エーモン工業の配線ガイドNo.1161が酷い

針金。これは決してガイドワイヤーではない。酷いの一言。

尚、他にエーモン工業の商品はいろいろ使ってはいる。上記が酷かっただけ。

ドライブレコーダーの設置は難航している。配線取り回し経験が全く無いためグローブボックスやらパネルやらの取り外しで苦労しているというのはあるが、これ以前にドライブレコーダー本体の挙動が怪しい。充電されなかったり、再起動がかかったり。配線前にヒューズボックスと結線した際は特に問題ないように見えたのだが、内装を引っぺがして本番位置に取り付けようとした直前で不可解な動作。

で、この週末は時間切れ。夏季休暇使うか。



2020年8月22日土曜日

ドライブレコーダー取り付け位置

 

道路運送車両の保安基準の細目を定める告示【2019.5.28】〈第1節〉第39条(窓ガラス)

https://www.mlit.go.jp/common/001056456.pdf

二  道路等に設置された通信設備との通信のための機器、ドライブレコーダーの前方用カメラ若しくは運転者用カメラその他の道路、交通状況若しくは運行中の運転者の状況に係る情報の入手のためのカメラ、一般乗用旅客自動車運送事業用自動車に備える車内を撮影するための防犯カメラ、車両間の距離を測定するための機器、雨滴等を検知して窓ふき器を自動的に作動させるための感知器、車室内の温度若しくは湿度を検知して空調装置等を自動的に制御するための感知器又は受光量を感知して前照灯、車幅灯等を自動的に作動させるための感知器であって、次に掲げる要件に該当するもの

イ  専ら乗用の用に供する乗車定員9人以下の自動車にあっては、次の(1)又は(2)に掲げる範囲に貼り付けられたものであること。ただし、前面ガラスの上縁であって、車両中心面と平行な面上のガラス開口部の実長の20%以内の範囲又は前面ガラスの下縁であって車両中心面と平行な面上のガラス開口部から150mm以内の範囲にはり付けられた場合にあっては、この限りでない。

(1)  運転者席の運転者が、V1点から前方を視認する際、車室内後写鏡により遮へいされる前面ガラスの範囲

(2)  試験領域B及び試験領域Bを前面ガラスの水平方向に拡大した領域以外の範囲

(1)(2)の詳細はこの条文以外の試験について調べる必要がある。ただ、ガラス上面から実測で20%以内であれば(1)(2)に該当しないので、この範囲に設置すべきだろう。