2016年12月4日日曜日

SHARP AQUOS SHV33

4.7インチは扱いやすい。メール以外は必ずしも両手で操作する必要が無い。何ならメールも片手でどうにかなりそうだ。

ケータイと変わらない重量もすばらしい。胸ポケットはもちろん、どのポケットに入れてもさほど邪魔にならない。大半のAndroidスマホではこうはいかない。

バッテリーの可用性は高くない。全くヘビーユーザではない私でも継続使用は2日がやっと。当然、この機種固有の問題ではなくスマホ全般の問題だ。必ずしも優れた商品が市場で普及するわけではなく、利権を持つ側の都合で改悪されるということ。アメリカ的市場主義か中国的一党独裁腐敗社会がはびこる現実。世界がこのおぞましい不条理から解放されるには、あと半世紀から1世紀ほどはかかるだろうか。


さておき、IGZOは表示、操作性とも全く申し分ない。この端末は、ハードについてのネガティブな点は全く無かった。強いてあげれば指紋が目立つ表面処理ぐらいのものだろうか。同様の端末は他に無数にあるが。


尚、本体のハード面は全く申し分ないが、充電ケーブルとアダプタは粗末なものだった。特にケーブルの手抜きぶりは、KDDIの間抜けなお役所体質がそのままだ。


続いてソフトウェア。

デフォルトは Android Lollipop だった。が、偶々 Android Marshmallow のバージョンアップの機会が重なって少々面倒なことになった。あるいは端末リセットで Lollipop に戻るかと思いきや Mashmallow のまま。しかし Lollipop の一部のアプリは復旧されず、手動でインストールが必要だった。

少々戸惑ったのは、PCからのUSBアクセスのセキュリティポリシーが変わったこと。無論、つなげば見えてしまう Lollipop がそもそも異常だったのだが。あらためて接続しなおすには、開発ツールを有効にするほかユーザビリティの極めて低い手数がかかる。何しろGoogleのやることなので、酷い話も全く不思議ではないが。そう、これも前段の話と通じるが、ユーザにとって素晴らしいものが市場で多数になるとは、全く限らない。スマホの世界においては、既に Google が標準を握ってしまったので、Googleの儲かるように、Googleにツゴウの悪いことは排除される時代がしばらく続く。




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