2016年12月15日木曜日

モニターとTVの兼用2

TV専用商品でなくPC向けの液晶モニターを使えないか? という話。

ここでの液晶モニタとは、ノーアイデアにTVライクなそれではなく、HPのコレ。
http://h50146.www5.hp.com/monitors/personal/

そう、真っ黒で分厚いPCモニターでは、わざわざ転用する意味など全くない。埃をかぶりにくいこのデザインだからこそ、検討の余地がある。また、表面が平らで凹凸が少ないので、掃除のしやすさという点でたいへん利便性が高い。


ただ、とはいっても所詮はPCモニタ、オーディオ出力に致命的に難がある。上記の商品のみならず大半のPCモニタにはそもそもスピーカーが無いし、あったところで音声のクォリティは極めて貧弱だ。この点は以前に検討していて
http://st35fc-co4chr.blogspot.jp/2016/11/tv.html

Blu-rayレコーダーからデジタル音声出力で外部アンプ~スピーカーという方法も考えてはみた。が、そんな構成をわざわざ組むぐらいならふつうにTV専用商品を買った方がずっと低コスト、「あちらを立てればこちらが立たず」だった。

が、ここで打開策がひとつ見つかった。というのは上記のシリーズに、スピーカー付きのラインナップが加わったからだ。スピーカーそのものは1.5Wでしかなく、しかもスピーカーが背面についているというすさまじい粗悪っぷりではあるのだが、ステレオミニジャックながらもオーディオ出力端子がある。ミニジャック出力さえあれば、たとえばヤマハのコレが使える。
http://jp.yamaha.com/products/audio-visual/desktop-audio/nx-50__j/
これならば機材の数が減り、音声出力に要するコストもBlurayレコーダーからアンプを介す場合の3分の1となる。

ただ、機材が減っても電源ON/OFFが別である点は不便なまま。トータルコストでもTVと比してメリットがあるとは言い難い。24eaが通販系キャンペーン遅配価格(*)でさえ\18.900-プラス ヤマハNX50 が\9,260-で合計¥28,160-にもなる。もう少々出費すれば、大陸&半島粗悪商品でない SHARP LC-22K40 を購入できてしまう。

*きゃんぺーん遅配価格でない場合、冬の間は\22,140-のようだ。いつからいつまで冬扱いなのかはわからないが。


結局のところ。今回は短期的にPCモニターが入用になったので検討してみたものの、メリットはほぼ無いことがわかった。しかもHPのこの商品だからまだ、掃除の面でメリットがあるぐらいで、他の商品では全く意味がないこともわかった。


また、そもそも液晶そのものが、動画視聴にあってはかつてのブラウン管にずっと劣る。同じ画面サイズならば低消費電力で省スペースであることが液晶の強みではあるが、スポーツのような速い動きの再現性はどうしようもない。かつて東芝やキヤノンが開発していた技術が実現しなかったことは、大きな損失だ。




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