2024年6月16日日曜日

スポーツ系バックパック適否

UMBLOの現行に無い商品 容量は30L
https://www.sportsauthority.jp/brand/umbro/item/TSA0122S3854

ポケットが足りない。せめてあとひとつだけでも、前面外側あるいは妥協して内側でも一つあれば検討の余地もあるのだが、足りない。
肩の縫製は十分長い。サイドポケットも他に比べれば大きめだし透けない。しかし、ポケットが足りないのは本末転倒。

では他には。


ナイキのハイキング向け27L
https://www.sportsauthority.jp/brand/umbro/item/TSA0122S3854
ポケットは足りる。軽い。PC収納ポケットが無いが、背面のラケット入れ?で代用は可能。
だがしかし、サイドポケットが伸縮素材なので破れる恐れあり。そしてサイドポケットの口に、中学生の髪留めのようなゴム素材が使用されておりすぐにヘタレるのはあまりにも明らか。
また、収納室のファスナー周りの雨水侵入防止。この折り返しが不自然で開け閉めの度にめくれている部分を直す手間がかかりそうだ。この構造も含めて、外形全容が奇異。特徴的と言えば特徴的だが全く機能的でもなく、それにしても商品画像ではうまいこと隠すものだなと呆れを通り越して感心する。


2024年6月9日日曜日

Karrimor Highlands 26 で小物をどのように収納するか

バックパックにかぎらず、バッグかばんに類するものすべてに共通で大事であるのは、日々物を出し入れすること。
この使い勝手が悪かったら本末転倒。

Karrimor Highlands 26がどのように機能的であるかは、販売元のWebサイトを見たほうがよい。
https://www.karrimor.jp/category/ITEM_012_036/501178.html

ここではより具体的に、何がどのように収納できるか、使いやすいか。
外出時に立ったまま出し入れする主なものは次の通り。

自宅のキー
イヤフォン
ハンカチ
スマートフォン1
スマートフォン2
ドリンクボトル
クルマのキー
買い物袋
ワイヤーロックのキー
ワイヤーロック本体
ウェットティシュー
マスク
予備マスク

ワイヤーロックは自転車用のもの。多くの人にとって日々持ち歩くものではないことだろうが、実際のところ私も持ち歩くのは週の半分程度。

さておき、実際に収納するイメージは下図の通り。





 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Highlands 26は両サイドに加えてバックパック前面にもオープンポケットがあることが他に見られないすばらしい特徴。この特徴により、多くの人が外で立ったまま出し入れするスマホ、ボトル、ハンカチ等を別々に、瞬時に出し入れできる。私の場合は、スマホ、ハンカチ、ウォーターボトルそしてワイヤーロックをオープンポケットで使える。

しかしこの一方で、ファスナー付きのポケットはたいへん深く(画像でノートが収納されている部分)、また、ポケット上部の区画は幅が狭く小物を入れるには深い(スマートフォンやペンが収納されている部分)、という使い難さがある。画像のようにスマホやペンには良いが、この形状の場合ワイヤレスイヤフォンやキーなどの小物は、手を入れて探り出したりつまみ出したりすることが必要で、速やかに出し入れというわけにいきそうにない。ここが一長一短。


2024年6月8日土曜日

バックパック買い替え 候補の検討

 主に使っているバックパックのショルダーストラップが千切れかかっている。
千切れかけた部分を樹脂(補修用接着剤)で固めはしたものの、いつまで使えるかはわからない。
致し方なく、次を探すことにした。

破損しかかっている製品
Mammut Xeron 25

破損個所は、ストラップの付け根部分だ。バックパックとして最も負荷のかかる部分ではある。
1kg未満のPCと付属品、ドリンクボトル、ハンカチ財布スマホ程度を持ち歩く分にはおそらくもう少し使えるだろう。
一方で、帰りがけにスパークリングウォーターと、フルボトルワイン、あと果物少々というような利用は避けたほうがよい。
妻のメッセージがあったからといって根菜を買って入れるなど、ストラップの付け根の寿命を確実に縮める。

そもそもXeron 25の場合、この部分が縫製や構造があからさまに弱いように見える。
であれば相応の使い方をすることは当然だ。
(自称リュックブロガーやYouTuberが如何に幼稚で悪質なことか。)


さて、次を探すにあたり要件を整理する。

・ショルダーストラップが千切れそうにない
 → Xeron25は極めて例外的ではあるが、他を探すにあたり縫製はよく見る必要がある。

・サイドポケットが左右にあり且つオープンである
 → ファスナーが無いポケットが望ましい。
  スマートフォンやドリンクボトルひとつとってもワンアクションで出し入れできることに利便性がある。

・サイドポケットに500m PETボトルがすっぽり入る深さがある(ボトルのキャップや肩部分が見えるのは可)
 → PETボトルはともかく、スマホを落とすと痛い。

・トップポケットまたは前面ポケットがあり且つスマートフォン、キー、イヤフォンを個別に収納するための何らかの仕切りがある。
 → バックパックを前抱えした状態で中身が見える位置にポケットがあると無いとでは、使い勝手が全く違う。

・1気室
 → 2気室、典型的にはPCの個別収納が存在する場合だが、メインの収納室の容量が小さくなる。

・25L以上
 → 現状と同等以上

・ウェストストラップは取り外し可能である
 → 個人的には全く使わない/チェストストラップも不要

・幅は30cm以上
・高さは50cm以下
・マチは16cm以上
 → サイズはいずれも目安であるが従来と同等以上を求めている。幅の要件は必達としたい。

以上のようなところで探すと、これが意外にも見つからない。これまでのバックパックを探す際にかなり調べて選んだのだから、他によい製品がなかなか見つからないのも当然ではあるのだが、昨今の商品で候補に近いものはMillet Kula 30 と Karrimor Highlands 26ぐらいではなかろうか。これらの製品も細部において少々難点があって即決とはいかない。
(画像中グレーの商品がHighlands 26、下段のブラウンの商品がKula 30。)


 

店頭でもずいぶんな数を手に取ってみたが、無数の製品があるようでしかしながら商品傾向はいくつかに分かれ、それぞれ特化していることでかえって現実的なユーザビリティを損ねているようにも思う。

・ビジネス系のバックパックは見た目の商品性が最優先のように見える。サイドポケットはまず付いておらず物の出し入れにいちいちメイン収納を開ける必要がある。
・PC系はPC関連を収納することありきで応用が利かない。収納スペースの容量が根本的に小さい。
・スポーツ系は構造が簡易過ぎる。
・クライミング系(のデイパック寄りの商品)は、サイドポケットが薄手の伸縮素材で中身が見える、クライミング用のギミックが仕事向けでは無用。

 

とはいえ少数ながら候補もあり、要件を若干見直せばもうひとつふたつ検討の余地がありそうだ。