2024年12月26日木曜日

飛行前の準備事項ドラフト

ドラフト。無人航空機の飛行の安全に関する教則 2024/11/2付の第2版から、章立ては無視してドキュメントの冒頭から抜粋、列挙。

  • 安全管理の責任(自覚)
  • 知識と能力の裏付けに基づく的確な判断
  • 操縦者、補助者、関係者の役割分担と連絡体制
  • 安全確保のための情報・リソース・ツールを揃える
  • コンプライアンス
  • 一般社会通念
  • 飛行騒音の影響回避
  • 自然や周囲を侮るな
  • 危険を乗り切ろうとするな回避しろボケ
  • 機体の性能や操縦者の経験を踏まえた飛行計画
  • 緊急着陸地点
  • 安全に旋回できる場所
  • 安全にホバリング/待機できる場所
  • 飛行計画の事前通報
  • 日出/日没時刻
  • 標高は海抜高度
  • 障害物…って誰視点だよ/周辺施設の状況
  • 目標物
  • 離着陸場所…操縦者の目の前以外は論外のはずだが目視内のどこか別の場所に着陸するケースはあるのか
  • 地上の歩行者をはじめとする往来
  • 空中の有人航空機の飛行などの状況等…と書いてあるが特定飛行においては、か。
  • 「飛行前には必ず機体の点検を行い、気になるところがあれば必ず整備をしてから飛行を開始する。」いくら教則にしても酷い言い様。。
  • 気象情報
  • 地域情報…自治体や地域の規則の事前確認
  • 連絡体制…ここでは携帯電話等で関係機関へ連絡が取れる体制にせよとのこと。
  • 操縦者の装備…動きやすい服装、露出が少ない服装、などというのはさておいて、傍から見て真っ当な操縦者に見える、犯罪者や社会ガン無視のクソ野郎とみなされない装備、服装
  • 装備その2 必要に応じてヘルメットや保護メガネ…ゴーグルは必要に応じてではなくてマストだと思うのだが。。
  • 体調管理 自動車でも自転車でも同じで社会ナメんなコラというやつ
  • 技能証明等の携行
  • 飛行監視体制 …個人的には昨今もはや一人で飛行させるなと思うが
  • 操縦者を制止する体制
  • 飛行日誌
  • 事故時の通報先…これも連絡体制だが教則では「事故が起きたら」扱いであるのが役人的な杜撰さ
  • 保険 計画段階で切れていないかどうか
  • 人または物件との距離は30メートル+安全マージン
  •  風速の確認 「多数の者のが集合する催しが行われている場所の上空における飛行に際しては風速5m/s以上の場合は飛行を中止する」との記載アリ。
  • プロペラガード …これも「多数の集合」の上空は必須。薄いプロペラであっても回転+落下速度では容易に皮膚を切り裂きそうだ。
  • 立入管理措置…関係者以外の立ち入りを制限する旨の看板、コーン等による表示、圃場者による監視を及び口頭警告などが該当、とあり。
  • 外部点検
  • 作動点検
  • 空域の確認
  • 周囲の状況確認
  • 気象情報
  • 燃料またはバッテリー残量
  • リモートID作動状況
  • 他の無人航空機を飛行させる者と調整
  • 高調音を発しない/急降下を実施しないほか他者への迷惑行為を行わない確認
  • 登録記号の機体の表示がはがれていないこと
  • 特定飛行における飛行計画の通報 ...飛行計画の中身は別途
  • 飛行日誌…速やかに提示できる状態で ...飛行日誌の中身も別途
  • 認証を受けた機体における使用条件
  • 認証を受けた機体において安全基準に適合する整備 整備手順書
  • 飛行マニュアル マニュアルの中身は別途
  • 運行管理の方法の審査と飛行許可
  • カテゴリ3飛行のリスク評価
  • 小型無人機等飛行禁止法へ抵触する可能性 ...周囲300mとけっこう広い
  • 飛行自粛要請空域 ...MLITのWebサイトはまだしもイーロン・マスクのSNSを見ろとは、、、LINEでないだけマシか。。
  • フライトコントロールシステム/センサーのキャリブレーション 
  • 整備点検項目はメーカーに準拠せよ、バッテリーは注意事項を記載という姿勢。つけっぱなしで飛ばすのは論外。
  • 運航者がプロセスごとに行うべき点検

 

以下は冒頭引用のドキュメントから、準備事項にはあたらないが抜粋事項。

高度に対する空気密度とこの比を元にした"消費パワー"の違い。"パワー"ってなんやねんはさておき、ざっくり0mを起点にすると100m毎に5%程度増加。機体メーカー仕様は割り引いて見なければならないが標高もそのひとつということ。ペイロードについてはもう少し単純で重量が2倍になれば、プロペラの回線角速度が√2倍、"消費ぱわー"は√23≠2.8倍程度とのこと。

フレネルゾーン。概念は株式会社サーキットデザインさんのこちらから。2.4GHzで距離わずか500mの場合でさえ直径8m、60%でも4.8mになる。目視外飛行はもとより、物陰で機体がわずかに見えなくなりそう…そんな程度であっても電波的な影響は大きいので、素人がナメんなということ。

GNSS。これは教則の内容についてではないが、手元の機材はアメリカのGPS、ヨーロッパのガリレオとロシアのGLONASSを使っている。中華ドローン故。

ウェイポイントはGNSS精度によってずれる。そんなにか。衛星数、マルチパス、受信環境のノイズ等の要因とか。水平より高度方向の誤差が大きいとはそれはそうだ。

物件落下。高度は1m以内とのこと。

飛行申請。飛行予定日の10開庁日前までに、などと書いてあるがそんなんで済むのかと。。

地面効果。つまりグランドエフェクト。1.5kgのマルチロータの場合、高度1m程度までが影響大とか。

ボルテックス・リング・ステート。意味は違うがでんじろう先生の空気砲のようなもの。非常に危険。

フェールセーフ機能が動作しない飛行距離等の把握。把握していないので要確認。

消火器もさることながら救護用品。

操縦者のコントロール観点。表現としてはコミュニケーション止まりだがつまるところ。

CRMは Crew Resource Management 。業界が違うと意味が違う。

危険性のある要素はハザード、ではないのだがどういう趣旨か。リスク評価しろと。

飛行領域+危険半径。高度か30mのいずれか長い方。 立入管理で無人とせよ。

飛行の逸脱防止。ジオフェンスはいいとして、衝突防止機能。

気象関係の内容は酷すぎる。役人の厚顔無恥。

 

 


 

 

 

 

 

 



 

 


 

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