2015年11月4日水曜日

カーオーディオを買い替える口実(妻向け)を失う

ほしかったのは此れ。

Carozzeria DEH-970 CD/USB/SD/Bluetoothユニット
http://pioneer.jp/carrozzeria/car_av/av_mainunit/deh-970/

これを調達する口実(妻向け)を失った。実に残念だ。

何故これが欲しかったか、それは、現在のユニットがSD/Blutooth非対応だったから。非対応であっては困る理由は何か。これらの機能が無いと、カーオーディオのスピーカーで語学媒体が聴けないから。

どうして車の中で語学!?

実家の母が少々健康に不自由していて、私が頻繁に実家に帰る=往来の結構な時間を車中で過ごすから。


もとより、わざわざカーオーディオを使わずとも、ノートPCを助手席に置いてスピーカーの音量を最大にしてしまえば事足りていた。SD/Bluetoothは、私にとっては欲しい機能であっても妻に対しては全く説得力がなかった。従来、語学のファイルはノートPCの中にあって、わざわざ他の手段を介して再生するなどあからさまに非合理だった。

それでも、ひとつだけカーオーディオを買い替える口実があった。

というのは、母の車がいよいよ傷んできたので、更改しなくてはなからなかったからだ。もし更改対象のクルマがオーディオレス、あるいはCD非対応であれば、私の車のオーディオユニットを移植すればいいと考えられた。そして、私の車には新しいユニットを買えば一石二鳥…絶好の口実のはずだった。

スマホはもとよりPCも使わない母にとって、CDは好きな歌を聴くために最も洗練されており且つ最短オペレーションなのだ。何も私の母でなくても、相当膨大な音楽在庫を持った人間でない限り、CDは非常にシンプルな手段だが。


さておき、絶好の口実のはずが、結果は私にとってたいへん残念だった。

母のクルマの更改対象は、CDが備わっていたからだ。CDどころかメモリーナビ搭載だった。職場と親戚の家にしか行かない母にカーナビゲーションは操作性が意味不明で邪魔な存在でしかないが。


ともあれ。

EVの次にFCVまで見えつつ自動運転がちやほやされる昨今とはいえ、人によってニーズは全く異なるということ。



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