先日、フロントディレーラーのチェーン外れによって結構な転倒をしたので、自転車のダメージを軽く確認した。軽くしか確認していないのは、自転車なんぞより運転者のダメージの方が全く冗談にならないからだ。
・ハンドルが曲がった...ステムの軸がずれたようだ
・後輪の横ぶれが出ている...転倒起因ではなくおそらく以前から
・ペダルの転倒した側が削れた
・バーハンドルエンドが同上
運転者のダメージに比して、無傷といっていいほどダメージがない。
そういえば転倒した直後、ふくらはぎにベッタリとチェーンの汚れがついていたので、オレが自転車をかばったということか。何と献身的な所有者であることだ。
さておき、ペダル/バーエンドの削れはどうでもいいが、リムの振れはまずい。何がまずいか。ただ乗り続けるならどうでもいいレベルだが、このクロスバイクの場合はブレーキの交換を予定している。
いや、正確にはフラットハンドルバーをやめたいだけなのだが、巻き添えでシフターやブレーキまでも交換しなけれなならないのは恐ろしくバカげた話だ。とはいえ、ハンドルバーだけ替えてろくにブレーキを操作できない犯罪車両にするわけにはいかないので、致し方ない。
ともあれ。ブレーキを交換するにあたりブレーキシューの調整幅が小さくなるので、リムのブレに対する許容値も小さくなる。よって、リムの横ブレはまずい。
そこでリムの振れ取りのための準備であるが。当然、部品には規格がある。具体的にはスポークの張力を調整するニップルの幅。これには複数のサイズがある。3.2/3.3/3.4/3.6/3.9mm、他に3.75mmや4mm台も複数あるようだ。EUやメーカー規格はさておき、JISだけ次にメモ。
JIS D 9420:2018 自転車―スポーク及びニップル
私の車両に関しては、実物を測定したところ3.6mm前後だった。JIS的には3.602mmか。スポーク用ニップルの番手としては#15、スポークそのものは13番ということか。今回はスポークは何もしないが。
さて、実物が分かったところで工具が...これまた面倒な事に、さも定番のように触れ回られている工具メーカーのラインナップに3.6mmがない。かといって、言わゆるニップル回しな悪精度工具は、やはり悪評が相応のようだ。
しかし調達しないことにはどうしようもないので、シマノ信仰ではないのだが次を。
シマノ スポークレンチ
https://www.pro-bikegear.com/global/ja-jp/accessories/Workshop_Tools/PRO_TL_SPOKEWRENCH
0 件のコメント:
コメントを投稿