2016年2月4日木曜日

USB3.0+USAPのデータ転送が速い

USB2.0では25MByte毎秒ぐらいのものだったが、同じPCでも USB3.0+USAP では50MByte毎秒を超えてくる(*)。これは大きな違いだ。頻繁にOSをインストールしては消すようなケースでは、時間短縮にたいへん役立つ。

* ベンチマークではなくて、タスクマネージャで見る程度のざっくりした話。もちろん、相応の大きなファイルを転送する際の速度についてであり、細かいファイルを大量に転送する場合のそれではない。


さて、こうなると全く話が変わる。何の話が変わるかというとPCの調達。

今、テストPCを1台追加しようとしているのだが、昨今の商品仕様を確認したところ、要件と合致するものはないというオチだった。無いものはしようがない、使用頻度は低く用途も限定的であるので、中古を探し始めていた。どうせ要件を満たさないなら最小限のコストで済ませなくてはならない。

しかし、USB3.0+USAPを目の当たりにしてしまうと!? これはぜひほしい。すると、ただでさえ満たしきれない要件が、さらに厳しくなる。従来の要件は、

・64ビット
・VT-xまたはAMD-V
・メモリ実装量の上限が4GB超

主に3点、そして新たにUSB3.0。そもそも仕様の確認だけでもひと手間、中古の場合は必ずしも思ったような機種が無いので、売られている機種毎にいちいち仕様調べるのはひと手間どころか、労苦だ。中古で最小コスト、という思惑はまるっきり外れた。

とはいえ、現在はUSB3.0はほぼ標準であるので、テスト機材の調達ではなく、いっそメインPCの更改として考えれば簡単なことだ。


… つい先日、メインPCをOSからリフレッシュしたばかりなのだが。ま、しようがない。



追記:

その後テストPCを調達して試したところ、USB3.0が無くても、PCとPCをEthernetでつないでコピーすれば、USB3.0に匹敵するかこれ以上速いことに気付いた。現行の1台はCPUスペックがあまり高くないので、アンチマルウェアツールがボトルネックになるが、おそらくクァッドコア以上なCPUであれば余裕だろう。


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