事前にある程度の準備をしたつもりだったが、思惑通りにはいかなかった。
そう、思惑通りにいかなかっただけで、トラブルではないかもしれない。いや、むしろ単に私の準備や認識が足りなかった可能性が非常に高い。
とりあえず以下は、経過のメモ書き。
<準備>
・バックアップ・リストアについて
マイクロソフトやIT系Webサイトのコンテンツ等を拝読
・個人でノウハウを公開なさっている方々のblog等を拝読
・Windowsのシステム起動ツールの作成
*ここではWindows8.1の回復ドライブをUSBメモリ(16GB)へ
・カレントドライブとリカバリ領域のボリューム合計を
SSDのサイズを十分下回るよう「カレントドライブを」縮小
*本人は十分下回るよう考えたつもりだがあるいはここに認識違いや誤りが?
・縮小の後にWindows 標準のシステムイメージバックアップ
-----補足-----
ここでは、SSD移行の話でしばしば出てくる
フリーのクローン作成ソフトウェアは使っていない。
あんなもの企業内では決して使えないし、
そもそも全く必要でないから。
---ここまで---
<問題と対処>
・「システムディスクの回復に使用できるディスクが見つかりません」
--> 回復ドライブ中のリストアツールは動作、しかしリストア先のターゲットが見つからないという事象。diskpart において SSD そのものは認識していていて、パーティションを新たに作成、アクティブ化した後も事象は変わらず。意味が無いだろうと思いつつフォーマットをしてみたが同様。bootrecコマンドも当ててみたもののやはり変わらず。
原因は何か? 他の方々では、準備段階のボリューム縮小に際しての認識あるいは計算違いで、SSD容量を上回ってしまった・・・という事例もあった。同じ原因である可能性は十分過ぎるほど。ただ、やり直し=SSDをHDDに戻しての再作業となると、ここに至ってはたいへん煩わしく。
で、結局、Windows 回復ドライブの機能のひとつを利用し、PCを初期化してしまった。このメーカーのこのPCにおいては、システムイメージのリストアでなく、PCの初期化であってもメーカーリカバリ領域まで含め復旧してくれた。これは少々意外だった。
そもそも、メーカーリカバリ領域も移行したいがだめにわざわざシステムイメージバックアップをしようとしたので、全く意図しない方法で目的を果たせた格好だ。
とはいえ、初期化にはたいへん時間がかかる。2年ほど前のエントリーモバイルなCPU+2GBメモリではざっと3時間。今回は環境を洗い直す目的もあったので初期化そのものはむしろいい機会だったが、とはいえ、あの Windows Update 地獄は厄介。
今回はSSD移行に先立って HDDにおいても Windows 8.1 を初期化したのだが、この時の Windows Update では116項目に2日を要した。これがPC上の実稼働時間だけでも、ダウンロード前の準備に数時間、ダウンロードで数十分、適用に数時間、一度リブートが必要になってさらに数時間。
これが一段落したら直ちに、システムイメージを取り直そう。
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